昨年大みそかの『RIZIN.45』で、バンタム級前王者のフアン・アーチュレッタに2ラウンドTKO勝利し、新王者となった朝倉海がYouTubeチャンネルに新たな動画を投稿し「今後のことで大事な報告」をした。
試合2日後に撮影された動画で、顔に痛々しい傷も残っている状態ながら、まずは試合後の恒例となっている今回のパンツをスポンサーを紹介。続いて、所属するJAPAN TOP TEAMのヘッドコーチのエリー・ケーリッシュと、この試合に向けたファイトキャンプに参加したレスリングコーチのビリー・ビグロウが登場した。
これまでの動画でもハイテンションな姿を見せてきたビリーについて、この日も「世界チャンピオン!」とうれしそうに海を称えると、海は「ビリーがただのおちゃらけてるヤツじゃないって証明できた」と笑顔を見せた。
ビリーは「アーチュレッタ戦に向けて海のテイクダウンディフェンスとタックルを読む力が本当に信じられないほどすごかった。グラップリングの応酬になったときに海の忍耐強さは本当にすごかった」と絶賛。海も「この2人がいればマジで世界が穫れる」と手応えを感じている。
UFC王者クラスの選手からもコーチとして要請されるほど優秀なビリーだが、エリーに続いて日本に定住しJTTの専属コーチとなることが決定。一時帰国して3月から本格的に活動する。ビリーは「日本に来ることができて本当に嬉しいよ。日本のMMAはとても豊かな歴史があると感じた。今こそ世界と日本の橋渡しをして国際的なチャンピオンを作ることに専念したい」と意気込みを語った。

