1日に発生した能登半島地震に絡み、女優の広瀬アリス(29)がSNSで「こんな時にデマ流すヤツ、ヤツって扱いで良いよね?」と投稿。今回の地震でもSNSでは偽情報が流されたことから、人気女優の怒りの発信に反響が広がっている。
地震発生後の1日午後から広瀬は、自身のX(旧ツイッター)で災害時のスマホの使い方や避難で必要な物資、避難生活での注意点などが記された情報のリポストを開始。同日夜には「今の私にできることは情報を拡散させることしか出来ないから みんな一旦拡散してほしい!お願い!」と投稿した。さらに「こんな時にデマ流すヤツ、ヤツって扱いで良いよね?人としてちゃんと軽蔑するからしっっかりブロックする。以上」と投稿し、珍しく怒りをあらわにした。
1日の地震発生後、Xでは「助けて下さい」と住所や名前を記した情報がXで拡散され、その文面を別のユーザーがコピペして投稿する現象が発生。中には善意による投稿もあるとみられるが、イーロン・マスク氏が導入したXの収益化に絡んだ閲覧数(インプレッション)稼ぎの可能性を指摘する声もあり、救助が終わっても2次情報が拡散され続ける問題も懸念されている。
このほか「石川県川永市」という実在しない住所とともに「たすけて」と記した投稿や、東日本大震災の津波動画に「石川県やばい」との文面を添えた投稿、電子マネーによる寄付を装った投稿などもあった。
広瀬のフォロワーからは「地震の救助要請本物かと思って拡散したらデマでした」「ポストの拡散も混乱を招く場合もあるので注意したいです!救助された人のポストは必ず削除!」「明らかな意味不明なリプ、インプ稼ぎは迷惑でしかないです。最近めちゃくちゃ多い」などの反応がある。

