元宝塚歌劇宙組トップスターの女優・大和悠河が25日、都内でアニメ映画「怪盗クイーンはサーカスがお好き」(6月17日公開、傳沙織監督)の先行上映会に声優・広瀬裕也、原作者・はやみねかおる氏と出席した。
はやみねかおる氏の児童向け小説が原作。狙った獲物は必ず盗み出す、性別・年齢・国籍不明の怪盗クイーンの活躍を描く。
声優初挑戦となる本作で、主人公・怪盗クイーン役の声を担当した大和は、オファーを受けた当時の心境を「『なぜ私に?』と、何かの間違えなんじゃないかと思っておりました」と半信半疑だったことを告白。出演に当たり、原作を読み込んだといい「じわじわとうれしさがこみ上げてきました。クイーンの大ファンにもなりました」と笑顔を見せた。
シリーズ生誕20周年の節目に映画化され、はやみね氏は「やっとアニメになったと実感しました」と感慨深げ。大和の声優ぶりについては、「クイーンがしゃべっとると。まさにぴったしでした」と大絶賛していた。