漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2023」の決勝が24日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、2年連続3度目の決勝進出となった優勝候補のさや香(吉本興業所属)は、最終決戦で1票も取れずに敗れた。ネット上では第1ラウンドで98点の高得点を与えたお笑いタレントの山田邦子が表彰式で「もう、さや香が最後のネタ、全然良くなかった」と最終決戦についてコメントしたことが話題になった。
第1ラウンドでは659点で1位通過したさや香は、最終決戦ではボケを入れ替えて臨んだ。ネタの是非や山田のコメントに、X(旧ツイッター)上では「さや香のネタ」がトレンド入り。「最後に山田邦子がすべて持って行った」「邦子さんが『さや香の最後のネタ全然よくなかった』って行ったのが今日イチ笑った」「山田邦子の一言にさや香は救われたと思う。最後に邦ちゃんいい仕事してくれた」「また山田邦子語録生み出してて草」などの声が飛びかった。
このほかにも「さや香の決勝ネタは紙一重」「さや香さん、普通のネタを決勝で持ってこなかったことに拍手だし、普通のネタで勝って欲しかった」「自分たちの個性出して優勝したいっていう芸人のプライド伝わってくる」など、さや香の挑戦をたたえる声も寄せられた。

