あべけん太・安部俊和兄弟 映画試写会で差別のない社会求める「みんな違ってみんないい!」

あべけん太・安部俊和兄弟 映画試写会で差別のない社会求める「みんな違ってみんないい!」

あべけん太(左)と兄の安部俊和氏

(東スポWEB)

 ダウン症を公表し活動するタレントのあべけん太と、兄の安部俊和氏が21日、都内で行われた「映画『弟は僕のヒーロー』公開記念:トークイベント付き試写会』」に出席した。

 映画『弟は僕のヒーロー』(来年1月12日より全国順次公開)は、ダウン症のある弟・ジョーと高校生の兄・ジャックの絆を描く作品となっている。会場には、ジャックのモデルとなった原作者のジャコモ・マッツァリオール氏も出席した。

 けん太は「ダウン症のイケメンのあべけん太です! よろしくお願いします!」と登場すると、「弟のジョー君が一生懸命に頑張っている姿を見てすばらしいなと思って、涙が出てきました。すごく感動的な映画でした」と今作を評価した。俊和氏も「2人で見させていただきましたけど、本当に共感させていただける部分が多くて。弟が生まれた時は同じような状況だったという記憶があります」とリアリティーについても言及した。

 イベントでは現在けん太が独り暮らしをしていることも話題に。俊和氏が「家族は心配していたんですけど、本人は能天気に、厳しい父ちゃんから離れられるって…」と内情を明かすと、けん太も「正解です、ちょっと本音です」と同調し会場の笑いを誘った。

 2人の会話を見たマッツァリオール氏も、「けん太さんの独り暮らしは今回の映画の続編になりそうですね。私と弟にとっての、〝うれしい未来〟を見ているようです」と笑顔に。けん太は「(映画も)やってみたいですね、金曜ロードショーでも流してもらえたら…」と語り会場を盛り上げると、「ダウン症のことについてももっと知ってほしいので、(映画化された際には)たくさんの方に映画館で見てほしいです」とはにかんだ。

 イベントを通してけん太は、「ダウン症や障害、LGBTにしても、差別はやめてほしいなと思います」と思いを主張。最後には、「みんな違ってみんないい! 今日も1日楽しかった!」と差別のない社会を目指しつつ締めくくった。

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