掛布雅之氏、山田雅人のかたりを聴いて「まるで甲子園だね」芸歴40周年記念公演

掛布雅之氏、山田雅人のかたりを聴いて「まるで甲子園だね」芸歴40周年記念公演

芸歴40周年記念公演「かたりの世界」でゲストの掛布雅之氏(右)と野球談議をする山田雅人(撮影・大澤謙一郎)

(サンケイスポーツ)

タレント、山田雅人(62)が19日、大阪・サンケイホールブリーゼで阪神、オリックスの優勝を記念した芸歴40周年記念公演「かたりの世界」を開催した。ゲストとして阪神OBの掛布雅之氏(68)が出演した。

山田は阪神優勝物語、オリックス3連覇物語、阪神―オリックス日本シリーズ物語の書き下ろし3作を熱演。掛布氏の教え子だった亡き横田慎太郎氏(享年28)へのナインの思いを中心軸に、歴史に残る名勝負となった今秋の日本シリーズ第7戦まで物語を紡いだ。

掛布氏は山田とのトークコーナーで、横田氏との思い出話、1985年の阪神日本一の裏話、今秋の日本シリーズの分析など、野球談議もたっぷり。山田はギターの弾き語りで横田氏の登場曲で、阪神のリーグ優勝時に守護神の岩崎がマウンドに上がるときに甲子園で流れたゆずの「栄光の架橋」を熱唱した。最後は得意の架空競馬実況を熱演し、横田氏を1着でゴールさせた。

山田がかたりを始めた14年前、東京・下北沢の小劇場にゲスト出演したのが掛布氏だった。花束を持って登場したが、当時はお客さんが20人程度。今回は前売り完売で約900人が集まった。

掛布氏は「あの頃はスタンドのない草野球の球場だった。きょうは甲子園。素晴らしかった」と感嘆。掛布氏の教えを守って現役時代、派遣された台湾ウインターリーグのホテルでも、とことん個人練習をしていた横田さんを思い出した様子で「あそこまで横田を取り上げてもらってうれしいですね。続けることですね。横田と同じですね」と最大級の賛辞を贈った。

130作品を紡いできた山田は、来季のプロ野球が開幕する直前の来年3月26日に大阪・サンケイホールブリーゼで「伝統の一戦 阪神巨人を語ります」と開催することを会場内で発表。「憧れの背番号31番、掛布さんをゲストにお招きして、かたりができて本当にうれしく思っております。40周年を通過点としていろんなかたりを作っていきたい」と意を新たにしていた。

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