立川志らく「センスがやばい」鈴木淳司前総務相のキックバックめぐる発言に怒り

落語家の立川志らくは18日、TBS系列「ひるおび」(月〜金曜午前10時25分)に出演。自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐる裏金問題で辞任した鈴木淳司前総務相が、辞任翌日15日の取材で当初否定していたキックバックを一転認め、「5年間で60万円ですから」と多額ではないという認識を示したことに対し「センスがやばい」などと厳しくただした。

番組では、今回の問題を受けて13日に宮沢博行前防衛副大臣が告白したことを皮切りに、安倍派所属の議員からキックバックを認める発言が相次いでいることに1つの焦点を当てた。鈴木氏は15日の取材で「5年間で60万円、派閥から還流されていると分かった」とした上で「存在を忘れるくらいの存在。事務所に置いてあってだれも使っていない」「5年間で60万円ですから」と述べ、その様子が、VTRで流れた。

5年間で60万円のキックバックを、まるで「少額」と認識しているようにも受け取れる鈴木氏の発言に、志らくは「往生際が悪いというか、これを言って国民が納得すると思っているセンスがやばいですよ」と批判。「たかが60万でしょ、じゃない。『60万もあったのですみません』と謝るべきところ。(大臣在任中の国会の)答弁でもありません、と言っていたのに、使わずに事務所に置いてありました、何が悪いんですかと」と指摘した上で「袋だたきになって、ワイドショーでこうして何度も(VTRを)使われることを分からないのかなあ」と、首をひねった。

鈴木氏はこの時の取材で「大きな裏金をつくってもらうことがキックバックで、普通の還流はキックバックとは呼ばなかった」「(キックバックは)この世界では文化と言っては変だが、そういう認識があったのかなと思う」などと発言し批判が広がっている。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね♡
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アフィリエイター初心者です!よろしくお願いします。

目次
閉じる