NHK大河ドラマ「どうする家康」の「最終回パブリックビューイングイベント&トークショーin静岡」が17日、静岡市民文化会館で行われ、主演を務めた松本潤が出席した。
1月8日から放送された同ドラマの最終回に合わせ、物語の主人公・徳川家康のゆかりの地・静岡でパブリックビューイングを開催。会場には抽選によって選ばれた1800人のファンが集結した。
ドラマでも度々登場した宴会芸「えびすくい」を踊りながら登場した松本は、「この記念すべき日に、皆さんと一緒に見られることをうれしく思います」とあいさつ。1年間を通して家康を演じた2023年について「いろんな経験、思い出が詰まった1年になりました」と振り返った。
最終回を鑑賞した後には、脚本を手がけた古沢良太氏が登場。松本に花束を手渡し、「松本潤さんを先頭に、語り継がれるものを作ってきたつもりです。これからも、松本潤さんが演じた家康公を、皆さんで愛し続けていただければと思います」と呼び掛けた。松本も「全48回の脚本をお一人で書かれるのは本当に大変なことだったと思います。最後まで仕上げていただき、本当にありがとうございました」と古沢氏をねぎらった。
最後のあいさつでは、「昨年の6月から、とにかくこの作品のことだけを考えてきました。この1年半は、とても幸せで、色々なことを経験させてもらい、これから先に残るものをたくさん得ることができました」としみじみ。「すべての関係者の皆様と、番組を観ていただいた皆様に改めて御礼申し上げます」と締めくくり、会場は大きな拍手に包まれた。


