7月に体調不良のため入院し、療養中のフジテレビの渡邊渚アナウンサーが11日、自身のインスタグラムを約2か月ぶりに更新し、近況を報告した。
持ち手部分で手先を挟めるようなスプーンの写真を掲載し、「力が出ないー!手が震えて箸が持てない!なんて時はこの形状記憶型のユニバーサルスプーンを使ってます。自分の握り方に合わせて、持ち手部分を自由に変えられます。またスプーンの角度も変えられるので、とっても食べやすい!元々私の家には重いステンレスのカトラリーしかなく、退院後、指でスプーンを握り締めることが大変でした。そんな時にこれを発見して、使ってみると軽いし自分の手の形に合わせられて、すごく楽!私の場合はグリップを手に挟み込む形で使っていて、指の力がなくても食事がしやすくなりました。」とつづった。
他にも「重宝しているグッズは他にも。キャップオープナー!」と紹介し、写真を掲載。「入院中ナチュラルウォーターを買って飲もうとしても、ペットボトルの蓋を自分の力では開けられず。看護師さんに手伝ってもらっていたのですが、それも申し訳ないと思っていたら、病院のコンビニでこのキャップオープナーを見つけました。ありがたいことに、ペットボトルだけでなくパウチ容器のオープナーにもなっていて、小さい力でスッと開けられます。はじめは自助具や介護用品を使うことに躊躇していました。まだ自分の力でやれる!頼りたくない!と抗っていたのだと思います。でも、看護師さんに迷惑かけたくないと思って買ったキャップオープナーを初めて使った時に、『なんでもっと早く使わなかったんだろう』と後悔しました。これは“便利グッズ”『自分が劣ってしまった』と感じるグッズではないのです。(私はそう明るい意味で捉えています)」と続けた。
「最初はネットは『介護用スプーン』と調べている自分に悲しくなりましたが、今では違います。自分が少しでも楽に暮らすためのグッズ。頼っていいじゃない!悪いことは一切してない、むしろ誰かに頼らないために使っているのだから。私にとっては、自分でなんとかしようと頑張っている証拠です。自助具を使うことは、自分と周りのためになる!開発してくださった方々に感謝です!!」と前向きな気持ちを明かした。
渡邊アナについては、10月27日のフジテレビの社長の定例会見で、港社長が「現在はすでに退院しております」と説明。通院しての治療を受けており「体調が回復しだい復帰する予定です」と明かしていた。