(テレ朝news)
女優の上野樹里(37)、俳優の林遣都(32)が2日、都内で、映画「隣人X―疑惑の彼女―」(熊澤尚人監督)の公開記念舞台挨拶に出席した。
第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子氏の小説「隣人X」を映画化。宇宙から、人間そっくりな姿で地球に紛れ込む「X」と呼ばれる生命体が世界中に溢(あふ)れた世界が舞台。X疑惑のある良子(上野)と、良子を追跡する週刊誌記者の憲太郎(林)が、距離を縮めながらも真実を暴いていくミステリーロマンス。
1日が公開初日で、上野は「私も昨日見ました、ここで」と切り出し、同日が誕生日だった夫でロックバンド「TRICERATOPS」の和田唱(48)と一緒に鑑賞したことを告白。「内容を全部知っているのに、深く理解しているからこそ、どのシーンも不意打ちで突き刺さってくるんですよね」と熱弁し、「この1カ月、映画館に通い詰めることになりそうです。こんなことは人生で初めて」と話した。
また、今月6日に33歳の誕生日を迎える林に、上野からサプライズで花束が贈られ、林は「うれしいですね」と笑顔。今回の共演で上野の人柄に影響を受け、「ピュアでステキな方だなと感動させられています。樹里さんの人として大事な部分を自分も持ち続けて年を重ねていきたい」と尊敬のまなざし。この日も、舞台挨拶の直前に林がハマっているお米をプレゼントしてくれたそうで、「もう数分後に移動で、“時間がないです”っていう空気が漂う中、大きな段ボールをベリベリッとやって…」と言うと、上野は「舞台裏を丸裸にされた気分」とツッコみ、笑いを誘っていた。