【訃報】脚本家・山田太一さんへ追悼の言葉 【中井貴一・渡辺謙・森田健作】「その台本から、人としてのあり方までも教わった様に思います。」

【訃報】脚本家・山田太一さんへ追悼の言葉 【中井貴一・渡辺謙・森田健作】「その台本から、人としてのあり方までも教わった様に思います。」

【訃報】脚本家・山田太一さんへ追悼の言葉 【中井貴一・渡辺謙・森田健作】「その台本から、人としてのあり方までも教わった様に思います。」

(TBS NEWS DIG)

脚本家の山田太一さんの訃報を受け、山田さんの脚本による「ふぞろいの林檎たち」シリーズで主役を演じた中井貴一さんや、「おやじの背中」第七話で主役を演じた渡辺謙さん、「たんとんとん」に出演していた森田健作さんが、追悼の言葉を寄せています。
 

脚本家・山田太一さん
中井貴一さん

<中井貴一さん> ブログ「五感の旅」より 全文掲載

感謝の言葉しか有りません。

山田太一さんの訃報を受けました。
まだ、役者として右も左も分からなかった頃、「ふぞろいの林檎たち」の面接でお会いしたのが、今から42年前。その頃、既に大巨匠脚本家だった山田太一さんでしたから、さぞかし怖い方なのだろうと、かなり緊張しておりましたが、実際は、物腰柔らかで、とてもジェントリーにお話をして下さいました。出演が決まり、初日の本読み、顔合わせの時も、物腰柔らか。しかし、本読み終了時、「私の台本は、語尾の一つまで考えて書いておりますので、一字一句変えない様に芝居をして下さい」と、ピシャリ。物腰とは裏腹に、実に辛辣にお話をされる方でも有りました。
台本を通して、私に芝居というものを教えてくださっただけでなく、その台本から、人としてのあり方までも教わった様に思います。
言い尽くせぬお世話になりました。
でも、もう一度、山田さんの台本で芝居がしたかった。
心からご冥福を祈ります。

 

渡辺謙さん

<渡辺謙さん> 所属事務所を通じてコメント 全文掲載

山田太一さんの訃報を聞き、来る時が来たかと。
ここ数年療養しておられた事伺っていました。
数本、山田さんから素敵な脚本を頂いていました。山田さんの台詞は、そのままきちんとなぞっていくと自然と役が浮き上がってくる不思議な脚本でした。優しくも残酷で、やりがいのある仕事がもう出来ないかと思うと残念です。
ご冥福をお祈りいたします。

 

森田健作さん

<森田健作さん> 所属事務所を通じてコメント 全文掲載

この度の訃報に接し、非常に残念でなりません。
TBS「たんとんとん」の撮影の際に母親役のミヤコ蝶々先生にほうきを持って
追いかけられるシーンのセリフで、「母さんやめて、やめて、やめて」と「やめて」を3回言ったところ「台本は2回なので2回にしてください」とご指摘を頂き
脚本に忠実で台本を大事にされている方だと思いました。
NHK「男たちの旅路」の撮影の際も同様にセリフを大事にしている方だと感じました。
心よりご冥福をお祈りします。

【担当:芸能情報ステーション】

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