大阪府・吉村知事、介護職員らへ2万円ギフトカード贈ると表明 ネットでは賛否「素晴らしい動き」「万博同様国民負担?」

 大阪府の吉村洋文知事が28日夜にX(旧ツイッター)で、介護・保険施設等の従事者に対する支援として2万円相当のギフトカードを贈ると表明。ネット上では予想通りの賛否両論が激突した。

 吉村知事は「大阪府内の全ての介護施設、障がい者施設、保育所、幼稚園、児童福祉施設で勤務されている職員の皆様、感染症対策も残る中、要介護の高齢者、障がい児者、乳幼児の安全、健康、命を守って頂いてありがとうございます。感謝の気持ちを込め、2万円相当のギフトカードを送る事業をします」と説明し、「大阪府社会福祉施設等従事者支援事業」の詳細を添付した。

 コメント欄は「素晴らしい動きですね、ありがとう! 私たちは崇高な行いをする人々に感謝します」「日々奮闘されている職員さんへの感謝の気持ち。素晴らしいことですね」との賛意が示された。

 その一方で、「これの財源は何なのかなぁ? また万博同様国民負担なのかなぁ?」「万博の財源が足りないと言ってて、ギフトカードはない」「万博支持率増加の為のバラマキが始まった」「万博の失敗からの目くらまし策」「万博やめてその金を医療従事者に回したら2万円より多く渡せるなぁ」など、建設費の度重なる高騰で批判が集まる2025年大阪・関西万博をからめた厳しい意見があふれた。

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