この夏に公開され、今年最大の世界的ヒットとなった「バービー」で主演したマーゴット・ロビー(33)は、同作の続編の展望について先日AP通信とのインタビューに応じ、近い将来、実現する可能性には否定的な反応を示した。
ロビーは「バービー」で「すでに全ての要素を詰め込んだと思う。3部作とかを狙ったわけではない。グレタ(ガーウィグ監督)はこの映画で全てをやり尽くしたし、この続きは想像できない」と明かした。
米ニュースサイト「TMZ」は、今年公開された映画では最高額となる14億4000万ドル(約2150億円)以上の興行収入をはじき出し、大成功を収めた同作の続編は配給元のワーナー・ブラザースを含め、誰もが期待していたはずだが、プロデューサーでもあったロビー自身が乗り気ではないことが、「興味深い」と伝えた。
同サイトは、ファンの中には「バービー2」が製作されないことに失望するかもしれないが、ヒット作にはかならず続編で2匹目のドジョウを狙うという〝ハリウッド方式〟に従わないロビーら製作陣に拍手を送るファンも多いだろうと指摘した。
一方、ロビーは現在、「オーシャンズ11」の前日譚を製作中で、「バービー」で恋人ケン役を演じたライアン・ゴズリング(43)と再び共演する。同作は「オーシャンズ」3部作や、女性版「オーシャンズ8」とは異なり、1960年代の欧州が舞台となるようだ。