【来週の“男女逆転”大奥2】第19話 残り3回 瀧山も絶句…公武合体も和宮“偽物”家茂は予想外の決断

 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)は28日、第19話(Season1から通算)が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 原作は漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は幕末・大政奉還まで初めて映像化。2025年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」も手掛ける森下佳子氏が、今年1〜3月の「Season1」(全10話)に続いて脚本を担当。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅の道を切り拓く姿、開国・攘夷・大政奉還・江戸城無血開城という激動の時代を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

 第19話は、14代将軍となった徳川家茂(志田彩良)は諸侯たちの反感を抑えるため、井伊が推し進めていた公武合体により和宮(岸井ゆきの)を迎え入れた。しかし、朝廷から降嫁してきた和宮は偽物。しかも女性だったことが発覚。観行院(平岩紙)や土御門(山村紅葉)から事情を聞いた瀧山(古川雄大)は憤慨も、当の家茂は冷静に受け止め、思いも寄らぬ決断を下す。事情を知ってもなお、和宮に温かく接する家茂に、天璋院(福士蒼汰)と瀧山は心配が募り…という展開。

 第18話(11月21日)のラスト。瀧山は入浴中の和宮を目にし「お…女」と絶句した。

 最終回(第21話)は12月12日に放送される。

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