お笑い芸人の山田だびんち(40)が、11日〜19日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで開催された『関西演劇祭2023』に「PandA」(ピーアンドエー)のメンバーとして出演し、ベスト俳優賞に輝いた。
「PandA」は福岡を拠点とする団体で、関西演劇祭は今回が初参戦。芸人×役者のガチ芝居で、まさに演劇祭の準備や当日を描いた『EN_TRY』を披露し、ファンを魅了した。山田のベスト俳優賞のほか、ベスト脚本賞(高梨由さん)、さらに最優秀作品賞となる「MVO」(Most Valuable Opus)も受賞し、3冠を達成した。
山田は福岡よしもとに2010年入社。コンビの「ぶんぶん丸」として10年活動し、20年3月に解散していた。「10年間漫才をして、コロナ中に解散して…、たまたまPandAさんから声をかけていただいた。そこからまさか1年ぐらいでこんな賞をいただけるとは。福岡=食べ物のイメージだけでなく、演劇のイメージもつけば」と万感。
自身のインスタグラムでは「三冠!!」と誇り、「ふらふらしてる僕を演劇につなげてくれたスタッフさん それからずっと呼んでくださるPandA福吉座の仲間たち そして応援してくださった方々 本当感謝しかないです!これからも駆け抜けます!!」と喜びをつづった。