お笑いタレント・厚切りジェイソンが20日、都内で行われた著書『ジェイソン流お金の稼ぎ方』(ぴあ)発売イベントに登壇した。1冊目の著書はベストセラーとなり、実業家としても活躍する厚切りだが「今でも新卒のときの給料くらいで支出をキープしている」と明かした。
「好きなこととやりがいは稼ぐ力と結びつかない」、稼げる人とそうでない人の違いは「需要と供給のバランス」など“稼ぐための秘けつ”を伝授した厚切りは「収入が増えた分使ってしまうと資産につながらない。生活水準を考えて増えた分をとっておけば資産運用に使えて好循環がうまれていく」と力説。
自身も生活水準を大きく上げないままだといい「差額が高くなった分は資産運用。地味な生活にみえるけどそのおかげで将来の不安は払しょくできました。目的と自分の状況を都度都度考えた方がいい」とアドバイスした。
そんな厚切りが幸せを感じる瞬間は「人を笑わせることも楽しいし、娘たちに笑ってもらえるように変な動きをとったり。長女が6年生で笑ったら負けみたいな態度をとり出してる。思春期ですかね?日々勝負している。長女を笑わせたときは幸せ」と笑顔に。さらに「僕は鳥が大好きでインコを飼い始めたのでインコとの時間は幸せ」とうれしげに明かし、ほっこりとした日常をうかがわせていた。
今作は70万部を超えるベストセラーとなった『ジェイソン流お金の増やし方』の待望の続編。初版5万部から発売前重版が決まり、既に7万部を突破した。「そもそも投資をするためのお金がない人はどうしたらよいのか」に対して、こたえる内容になっており、本書で紹介されているジェイソンの経験に基づいて導き出された、金を稼ぐ力をつける方法“稼ぎ方”のヒントがつまった1冊に仕上がっている。