劇場上映を心待ちにして集まった観客の前に、ライブ当日の衣装をアレンジした、オリジナル衣装を身にまとい登場したキャスト陣。青山「今日はみなさん楽しい時間を過ごしましょう!ふう〜!」とライブさながらのあいさつ。鈴代「楽しんでいきましょう!よろしくお願いします」、続いて水野は「今日はよろしくお願いしま〜す。ふう〜!」、長谷川も「ふう〜〜!よろしくお願いします」と楽屋裏でキャストみんなで考えてきたという「ふう〜〜!」の掛け声と共にイベントはスタート。
無事劇場上映を迎えたことについて、青山「私にとっても思い出に残るしかないライブになったので、改めてとっても大きなスクリーンと素晴らしい音響で楽しめることをうれしく思っています。観客のみなさんと共有できることもうれしいので、心高めていただけたら」と喜びを隠しきれない様子。そして、『ぼっち・ざ・ろっく!』およびASIAN KUNG-FU GENERATIONの大ファンという青山の姉は、ライブ後に青山の姿を見て感激して大号泣したそうと言い、「感慨深かったし、やり切った感じが本当にありました。今思い出しても、姉がいたら泣いちゃうかもしれない」と家族そろってうれしさを噛みしめたと話した。
続いて鈴代は、「1年前の10月からアニメが開始されて『ぼっち・ざ・ろっく!です。』のイベントの時も歌いましたが、今回のライブでは、さらにもう1段階ボルテージがマックス×マックス!限界突破!するくらいの気持ちでやらせていただいて、ライブだからできた空気感があった」と振り返り、ライブイベントの魅力を熱弁。
そして水野「ライブ上映はなかなかない機会だと思うので、私も客席側から見れることがすごくうれしくて。応援上映も絶対行きたいなという気持ちです。そのくらい最高のライブになりました!」と力強くアピール。そんな水野はライブ中に、とっても感情が昂っていたと長谷川が暴露。それを受け水野は、「あまり記憶がなくて。何かを歌ったのと、何かをしたのは覚えているけど、実はライブでのトークをあまり覚えていなくて。人ってテンションが上がると記憶が飛ぶんだな」とライブ当日の高揚感を振り返った。お客さんのパワーも相まって、記憶を飛ばすほど最高なライブになったと興奮気味に伝えた。
そしてライブでたくさん歌った長谷川は「今回のイベントの話をいただく前からライブイベントをやりたかったので、お話をいただいて、リハが始まった時から本当に楽しかったんです。でもイベントが終わって両親のもとに行った瞬間、涙が止まらなくて。気づいてなくても背負うものが大きかったと後から気づくくらい、大きな挑戦になりました。本当に最高のライブでした」と大きな責任感とプレッシャーを抱えながらも、人生最高の経験になったと明かした。
続いて、それぞれのメンバーのライブ上での印象を互いに明かすコーナーに。ボーカルとして大活躍した長谷川の印象を、鈴代「安定感がすごい!体力が途切れないところです!口から音源です!音源以上です!」水野が「佇まいがかっこいいです!プロです!」と一言で表し、キャストはみんな「わかる〜!」と大共感。
水野の印象について問われると、長谷川「めっちゃ歌が上手いんです。高音の安定感がすごい!」と言うと、水野「長谷川さんに言われたら、うれしいです!」と答え、青山、鈴代は嫉妬。しかし鈴代も「(水野は)本当にかわいくて。イベント終了後にもかわいかったな〜」と余韻に浸っていたことを明かし、青山「音源を聴いているだけでも、『気持ちいいな』と思っていて、ライブでさらに際立っていて!声の揺れすらも芸術にしてしまっている姿もすごい」と、MCでのキュートな姿のギャップを絶賛すると、水野「私もう、満足です」と満面の笑みを浮かべた。
鈴代の推しポイントについては、長谷川「鈴代紗弓にしか作り出せない空気感がすごかった。全てが光り輝いていた!“陽”の光がすごくて」と舞台上で太陽のような存在感だったと明かし、青山「虹夏ちゃんみたいな太陽のパワーが、ここまで3次元でリンクするんだ。リアル虹夏ちゃんだ、と思って。こんな人見たことない。虹夏ちゃんに出会うべくして出会ったんだなと思った」続いて水野も、「虹夏ちゃんが舞台にいました」と絶賛。太陽のように眩しいエピソードトークで、会場もパッと明るくなった。
そして最後に青山のステージ上の印象として、長谷川「THE・バケモノ!いい意味で!」と表し、「ずっとギターを持って、隙あらば練習していて。それでボルテージが上がりまくった会場で、(ギターを)始めて1年も経っていないのに演奏する姿がすごかった」と明かし、鈴代「普通、すごく緊張したり震えたりするはずなのに、全然そんな風に見えなくて。しかも、よっぴ(青山)なら大丈夫!と緊張を感じさせない姿がかっこよかった」と、舞台裏を明かす。続いて水野「集中している時の表情や、ステージから漏れる光の影響で、よっぴ(青山)さんが神々しいイラストみたいに見えて。真剣なよっぴ(青山)さんがの背中はでっけーなと思いました」とコメントし、座長としての青山の様子が垣間見えました。
ライブ中の印象に残っている楽曲を問われると、青山「結束バンドの曲の中で特に好きな曲が、『小さな海』です」と言うと、会場からは共感の拍手が巻き起こる。「バラードで、あまりない曲調なので、セットリストにどう組み込むかが気になっていて。ライブで聴いてみると、純粋に曲がいいしライブで聴いてさらに好きになった」と明かす。鈴代は悩みながらも『光の中へ』が好きと話した。
ライブ内で初披露となったため「結束バンドの新しい一面が見れる。情景がより広がる音楽で。今でも毎日聴いてます!映像と共に見れるのもさらに良かったです。」とコメント。続いて水野「『星座になれたら』がいっちばん好きです!ステージで、育美(長谷川)さんのボイスで生で聴けるというだけでテンションマックスだったのに、実際に聞くと好きが溢れすぎて泣いちゃいました。超かっこよかったです」とうれしすぎて涙が溢れたエピソードを語る。最後に長谷川「私も『光の中へ』が好きです。実際は全曲好きなんだけど、ライブで歌って完成した感じがしていて。新曲ということもあって、『結束バンドLIVE-恒星-』の中でも特に印象が残っている」とエモいエピソードを語った。
和気あいあいとしたトークタイムもあっという間に終了の時間に。これから上映を観る観客に向けて長谷川「結束バンド初のワンマンライブということで、始まってから終わるまで本当に楽しくて。ステージ上で楽しい!と思ってやっていたら、お客さんも楽しそうで!それを見てまた楽しくなって!幸せスパイラルが起こっていました。かけがえのない最高の時間だったので、劇場で見ていただけるのは、とんでもなく幸せなことだなと思っています」とアピールし、水野「このライブは一生の思い出と言えるくらい、素敵で大切な思い出となっています。そのライブをもう一度、感じていただけるのはうれしいことだなと思っています。皆様にとっても、思い出になるであろう、最高のライブなので、ぜひたくさん楽しんでいただけるとうれしいです」、続いて鈴代「みんなと話していると、あの時の光景が今でも浮かんでくるんです。あの光景を結束バンドのメンバーが実際に見たらどう思うのかな?と想像も膨らみますし、見るたびに気持ちが温かくなる作品です。毎日、こんな作品に出会うことができてうれしいなと思っています。皆様にも“好き”という気持ちを持ち続けていただけたら」と願った。
最後に青山は「放送から一年経って、まだ『後藤ひとり役の青山吉能です』と言わせてもらえるのがうれしいです。今回はライブの劇場上映ということで、結束バンドはこんなにも曲に恵まれているのに、ワンマンライブは一度だけ。この奇跡感、そして一夜だけの輝きみたいなものがあったのかなと思うと、本当にうれしいです。これからもたくさん愛していただけるよう、ぜひ温かい応援をお待ちしております!」と締めくくった。そして最後は、会場の観客、そしてキャストの一同で「Thank you!」と結束バンド恒例の掛け声をし、大盛況の中イベントは幕を閉じた。