中岡は22歳から5年間、愛知県豊田市の自動車部品工場に勤務。なんで国産車の部品を作っているのに、なんでみんな国産車乗らないのかなあ。誇りを持った方がいいんじゃないかなあ。僕はもう海外の車乗らんとこう」と“生涯国産車”に乗ることを決めたという。
その中岡が2018年に街で一目ぼれして買ったのがいすゞの117クーペ XE-L。「バイクで走っていて、横ぎった車が格好いいなと思って。僕は国産車しか買わへんと決めていたから、このマーク知らなかったんですよ。で、追いかけて、おじさんに『これ何て車ですか?』って聞いたら『117ってんだ』って、かっけーなって。調べて半年後に買った」と語った。
同車は1968年登場で、2014年には「日本自動車殿堂 歴史遺産車」にも登録された名車。中岡の愛車はパルテノンアイボリーで、前オーナーが付け替えた赤の内装色。
中岡はオートマ免許で、117クーペは角目の後期型しかオートマがなかったものの、販売店に行って「車詳しくないんですけど、この車が欲しいんですって言ったら、ちょうど初心者にいいい車があるよって」と言われ、後期型のオートマの車の前をカッティングして、角目を丸目にした現在の愛車を見せられ、即決したという。
だが、当時「ロッチ」のコンビ間には「ネタを書かない方は相方よりいい物を持たない」という暗黙のルールがあり、ネタを作る相方のコカドケンタロウに遠慮していたところ、千原ジュニアが「世界の果てまでイッテQ!」で頑張る中岡を見て「お前な、あんだけ体張って命削って働いてんやから、もういいやろ」と言ってくれたという。
中岡は「そうですよね〜って言って。あの一言がなかったら買うのためらっていたかもしれない」と感謝。愛車について好きな所を聞かれると「全部です!めちゃめちゃカッコいいもん。毎朝『いいな〜』って言っている」と語った。