ピジョンは、専門的ケアが必要な赤ちゃんと家族を支援する「ちいさな産声サポートプロジェクト」を展開しており、「母乳バンク」は同プロジェクトの1つでもある。2020年に一般社団法人日本母乳バンク協会のゴールドスポンサーとなり、同社本社1階にて、当時日本で2拠点目となる「日本橋 母乳バンク」の設立の全面的なサポートを行った。
11月17日が、早産で生まれた赤ちゃんやそのご家族への理解を深めるための「世界早産児デー」であることから、蛯原は同社本社1階の「日本橋 母乳バンク」を訪れ、同協会に対して、自身がデザインした授乳ケープとしても使用可能なキャミソール「Silk Volume Camisole」(KHARAT)を寄付した。
蛯原は「母乳バンクの普及に取り組む(同協会代表理事の)水野克己先生は、長男が小さい頃からお世話になっている、我が家にとって主治医のような存在です」とコメント。自身の子育てについて「『母の笑顔は太陽です』という私の子育てのモットーは、先生に教えてもらったもの。子育てに悩んだときでも、水野先生は『いつでも笑顔で、ハグしてあげるだけで大丈夫』と優しく励まし、温かく見守ってくれます」と背景を明かした。寄付については「母乳バンクは、小さな赤ちゃんの健やかな成長、またお母さんが笑顔で過ごせる未来のための取り組みです。まずは興味を持って、知るところから。母乳バンクを知っていただくきっかけとなるよう、少しでもお役に立てたら幸いです」と呼び掛けた。
また同協会の水野氏も「蛯原さんから授乳もできるキャミソールをプレゼントいただきました。ありがとうございます。2人のお子さんを育てながら、笑顔いっぱいで日々お仕事されている友里さんの姿を見ることで、たくさんのお母様方がきっと元気になるだろうなと思っています」とコメント。「母乳バンクの取り組みを通じて、小さく生まれた赤ちゃんのご家族や、ドナーの方にも笑顔を届けられると嬉しいです」と、感謝を伝えた。
寄付した授乳ケープは、NICUが設置されたドナー登録病院のうち、同企画に賛同した病院(NICUに我が子が入院しながらも、ドナーとして母乳を提供しているママ)を対象に配布。数量は、各対象病院からの申請に基づき提供される。