■「新しい家族の形」を紡ぐホームコメディードラマ
同作は、会社社長兼カリスマウェディングプランナーのヒロイン・万里江が、夫・息子・父という、3人のダメ男を養い、彼らとの日々にてんやわんやしながら、時にはその温もりに涙しそうになりながらも、新しい家族の形を探していく、笑って泣ける、ネオ・ホームコメディー。
脚本は、「俺の話は長い」(2019年)で向田邦子賞を受賞した金子茂樹が務める。
■豊本明長、現場では「こぢんまりとした連帯感が生まれた」
兄である悠作が漫画家になったため、実家の和菓子屋「深堀」を継いだ弟役に決定した豊本は、「お声掛けしていただいて有難いです。ドラマ出演の話を東京03内でした時に、飯塚に『ドラマ決まったんだって?』って言われて、『そうなんだよ』って答えたら、どうやら脚本家・金子茂樹さんが好きらしくて、『楽しみだよー!』って僕以上にテンションが上がっていました (笑)」とエピソードを明かした。
また、吉岡演じる“悠作の弟”という役柄について「目の前にずっと吉岡(秀隆)さんがいらっしゃる環境は僕、経験したことがないので、ちょっと戸惑うというか、現実味がない感じがして不思議な感覚でした」と現場で感じたことを素直に告白。
さらに、「(撮影は)めちゃくちゃ緊張しました!『緊張しています!』っていう事を共演経験のある小池さんにコソッと言ったら『私もですよ』と、吉岡さんも『僕もです!』って(笑)。なんとなく、こぢんまりとした連帯感が生まれました。とにかく僕は一生懸命にやっています!よろしくお願いします!!」と意気込みを語った。
■第6話 あらすじ
息子・順基(作間龍斗)が、悠作の実家の和菓子屋「深堀」で、謙作の手伝いを始める。順基は、以前から和菓子屋に興味があったというが、悠作は猛反対。しかし、万里江は本当にやりたいのであれば反対はしないと話す。
そんなある晩、清美(高橋惠子)が、深堀家を訪ねてきて、孫が家に遊びに来なくなってさみしいと言うが、順基が和菓子屋の手伝いをしていると知って大激怒。
やがて怒りの矛先は万里江へ。順基の子育てを巡り祖母・清美と母・万里江のバトルが始まる。