■モチベーションアップ術
高校生を対象に番組が行ったアンケート調査では、「モチベーションがあがらない」と感じたことがあると答えた人が93.5%で、そのうちテスト前など勉強するときが52.5%と最も高かった。
番組では「森本ダメ太郎のダメな1日」と題して、森本慎太郎のコミカルな表情とイラストを組み合わせたアニメ形式で高校生のモチベーションに関する実例を紹介。それに基づいて、医師・東北大学教授の瀧靖之さん、公認心理師の大野萌子さんがモチベーションが下がる理由などを解説した。
リモートで高校生が登場すると、高地優吾は「元気いっぱいだ」とにぎやかな雰囲気を褒め、田中樹は「モチベーション高そうに見えるけどね」とツッコミを入れていた。
また、ジェシーが「俺は勉強したくないから、とりあえずひげを伸ばそうと思って」と笑いを誘いながら、撮影でひげを伸ばしていることを明かした。
■SixTONESの楽曲がモチベーションアップに効果的
「モチベーションをあげるためにやること」について聞いたアンケートでは、「音楽を聴く」が1位と最も多く、心理学、脳科学的にもお気に入りの曲を聴くことで、モチベーションがあがることがわかっていると説明。
瀧さんと大野さんが、SixTONESの曲でモチベーションを上げるのにピッタリな曲を選んだところ、「Good Luck!」があがった。その理由は、前向きな歌詞にあると言う。
番組では、高校生からアンケートを募り「Good Luck!」の好きな歌詞トップ3を紹介。1位にランクインしたのは、京本大我が歌う「0点も100点でも自分らしけりゃ満点だろ」という一節だった。
結果を受けて、ジェシーは「俺、1位は好きだね。『0点でも100点でも自分らしけりゃ満点』、次があるっていうね」とコメントすると、田中も「自分らしければ満点なんだと」と同調。松村北斗が「肩の荷が下りるよね」と語ると、高地も「俺も初めて聴いたときいいなって思った」と続けた。
また、松村が「テストに関しては使えないかも」とツッコミを入れると、ジェシーが「先生から(テスト用紙)もらって、22点か…でも俺的には100点です!」と即興で演じてみせ、田中は「俺らしいから満点です、これは通用しないからやめてくださいね!そういう意味じゃない」と説明。京本も「ハードルを下げるみたいなね」と補足した。
■SixTONES「Good Luck!」をパフォーマンス
スタジオでは、SixTONESが「Good Luck!」をフルバージョンでパフォーマンス。スタジオを広く使い、ジェシーからスタート。田中、京本とバトンを渡すように歌唱した。
森本は画面右端に笑顔で立ち、田中がジェスチャーでツッコミを入れる。一方、ジェシーは「今日も忙しく回ってる」の歌詞に合わせてくるくると回ってみせる。続いて5人が森本の方に手を向けると、カメラもフォーカス。森本が笑顔で歌唱し、松村へとつなげた。
2番ではジェシーが高地と肩を組んだのに続き、松村、森本とソロパートを歌うメンバーに近づいては肩を組んでほほ笑むなど、終始笑顔に溢れるパフォーマンスを披露した。
SixTONESのパフォーマンスは、専門家の解説に相応しく、明るく前向きな雰囲気で、6人も歌詞に込められたメッセージを届けるように歌唱。視聴者にもそのポジティブな雰囲気が届いたのではないだろうか。
これまでさまざまなジャンルの楽曲を歌ってきたSixTONESならではの、6人にしか出せない雰囲気、豊かな表現力を感じられるパフォーマンスだった。
※高地優吾の高は正しくは「はしご高」
◆執筆・構成/ザテレビジョン編集部 バラエティ班