番組では、プレミアリーグのアーセナルに所属する冨安健洋選手と影山さんによるスペシャル対談の模様を放送。この対談の前日には、アーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムにて開催されたシェフィールド・ユナイテッド戦にて、冨安選手がリーグ初得点を記録。影山も現地観戦しており、記念すべきシーンを目撃した。
この試合後、冨安選手は自身のインスタグラムに「このゴールは、昨年亡くなった母へ捧げる」とつづったことに触れると、冨安選手は「母はがんで亡くなったので、がんセンターへ何かしらの支援をしたいと考えている。子ども病院への支援活動も続けていき、今後もいろんな形で貢献していきたいと思う」と明かした。
また、「FIFA ワールドカップ カタール 2022」以来の日本代表復帰となった、2023年9月のドイツ代表との国際親善試合を振り返ると、冨安選手は「特別な試合だった」と回顧。
影山が「ドイツ戦までは“自分を見失っていた”まではいかないと思うんですけど…」とさらなる心境に迫ると、冨安選手は「自分を見失っていた時期もあった」と同意。影山は「いつも冷静で、感情の波があるように見えないので意外です」と驚きの声を上げると、冨安選手は「見せないですよ。ゲーム中は駆け引きしないといけないのでね(笑)」とニヤリと笑った。
さらに冨安選手は「『考えずに感じたままにやろう』と思っていたが、良いパフォーマンスができた。自分で自分を認めさせることができたことに加えて、何ができるのかを改めて感じることができた。自信を取り戻せた試合だった」と語っていた。
さらに、同試合のハーフタイムで森保一監督と熱く語り合うシーンをフォーカス。影山は森保監督の手ぶりから戦術について語り合っているのでは?と推測すると、冨安選手は「しっかり映ってたんですね。バレてると思ってなかったんだよな(笑)」と照れ笑い。影山は「森保監督は選手の意見を聞き入れて、戦術に反映させるんですか?」と問いかけると、冨安選手は「選手の意見を尊重してくれる。W杯の時も僕らの意見を伝えると、それを吟味して戦術を変えてくれたことがある」と告白。さらには「良い関係が築けている」と証言した。
なお、このスペシャル対談の完全版は、「ABEMA」にて16日午後6時20分から放送する。