吉村府知事、阪神とオリックスの優勝パレードで公務員のボランティア動員をネタにし批判殺到「じゃあ万博やめろや」

 23日に予定されている阪神とオリックスの優勝パレードで、大阪府市の職員がボランティアで動員されることに批判が高まっている。吉村洋文知事が、このことを自虐ネタにしたような動画が拡散されており、SNSでは「笑いに変えるのは許せない」など非難の声が続々と上がっている。

 優勝パレードは「兵庫・大阪連携『阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード』〜2025年大阪・関西万博500日前!〜」と題し、地元行政や財界などでつくる実行委員会が主催。神戸市と大阪市の2会場で行われ、地元自治体の職員が動員されるが、兵庫県と神戸市は出勤扱いなのに対し、大阪府と大阪市はボランティア扱いと、待遇に格差がある。

 X(旧ツイッター)では、先週末のイベント会場で吉村知事とベテラン芸人ハイヒール・モモコがトークショーで語る動画が拡散。モモコが「神戸はお金を出すけど、大阪はボランティアやって言うけど、当たり前やん。お金ないねんで」とツッコむと、吉村知事が「間近で警備ありますし、ジャンパーとかもお渡ししますから」と語り、ボランティアの特典をアピールしている。

 このやりとりにXでは批判が殺到。「じゃあ万博やめろや」「府市職員をボランティアただ働きさせる件で炎上の吉村をネタにし、笑いに変えるやり口には反吐しか出ない」「この問題を損得や笑いに変えるのは本当に許せない」「これほどケチのついたパレードでは阪神もオリックスもかわいそう」など炎上状態となっている。

 パレードに向けては交通誘導や安全管理などに充てる目的で、5億円を目標にクラウドファンディングを募っているが、開催10日前の13日時点で目標額の15%と苦戦が続いている。

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