元航空幕僚長で軍事評論家の田母神俊雄さんが9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。国鉄と郵政の民営化について、「大失敗だったと思う」と私見をつづった。
田母神さんは「国鉄や郵便局は国民生活のインフラである。民営化は大失敗だったと思う」ときっぱり。「地方のローカル線が民で維持できるわけがない。全国一律の郵便料金が民で出来る訳がない」と国鉄は1987年、郵政は2007年にそれぞれ民営化した後はサービスの縮小が地方で進んでいる状況を指摘し、「国がやってこそ事業が出来る」と主張した。
さらに、「こう言うと税が財源であると騙されている人はそんな金がどこにあると言うだろう。しかし国は必要な事業には国債発行で極度のインフレになるまでは金を供給すればよいのだ」と持論を展開した。
フォロワーらからは「地方への公共サービスが行き届かなくなるから地方が壊死します。社会インフラの民営化は絶対ダメ。水道も危ない」「まさかこの先、警察や消防、自衛隊まで株式会社化するんですか?」などの声が上がっている。