STU48の瀧野由美子が3日、広島グリーンアリーナで卒業コンサートを行った。
1期生として2017年からグループを支え続けたエースがアイドル生活にピリオドを打った。淡いブルーのドレスを身にまとい泣きながら、「約7年間のアイドル人生、温かい応援ありがとうございました。私のアイドル人生、何も後悔はないです。本当にありがとうございました」。最後は晴れやかな笑顔で手を振り、会場を後にした。
もともとアイドルになれるとは思っていなかった。「オーディションなんて受けたことなかったし、アイドルになりたいなと憧れていた時期もあったけど、来世でなろうかなと。現実のものとして捉えてませんでした」。瀬戸内にアイドルグループが結成されると聞いた時に「ギリギリまで悩んで、これが最初で最後のオーディションと思って受けた」と一念発起。「皆さんのおかげで今世でアイドルになることができました」と目に涙をためて感謝した。
公演は2部構成で「風を待つ」「夢力」など計49曲を披露。瀧野は卒業後も芸能活動を継続する予定だ。