〝邪道〟大仁田厚、盟友率いる怪獣プロレス降臨 「特撮ドラマの女王」も初参戦!4日に都内で第2弾興行

〝邪道〟大仁田厚、盟友率いる怪獣プロレス降臨 「特撮ドラマの女王」も初参戦!4日に都内で第2弾興行

「怪獣プロレス」第2弾興行に降臨する大仁田厚。盟友・矢口壹琅の30周年を祝福する(C)大仁田厚

(よろず~ニュース)

 怪獣やUMA(未確認動物)を題材としたレスラーによるエンターテインメント系プロレス団体「怪獣プロレス」第2弾興行(4日・東京ドームシティ プリズムホール)に〝邪道〟が降臨する。同団体の代表取締役プロレスラー・雷神矢口こと矢口壹琅のデビュー30周年記念大会も兼ねていることから、矢口と深い絆で結ばれた大仁田厚がリングに初登場。また、特撮テレビドラマで活躍したレジェンド俳優たちの出場も決定した。矢口が本番を前に、よろず〜ニュースに思いを語った。

 矢口は20世紀末から大仁田と共闘。2002年にはアフガニスタンでの主宰興行で一騎打ちし、05年には後楽園ホールで大仁田と組み、天龍源一郎&越中詩郎組とのノーロープ有刺鉄線デスマッチで死闘を繰り広げるなど、インパクトのある戦歴を重ねてきた。矢口は自身の記念興行に参加する大仁田について「私にとって30周年を語る上で外せないのが大仁田さんです」とコメントした。

 さらに、矢口は「大仁田さんにとってもこの業界で一番長く一緒にいるのは間違いなく私でしょう。30周年にして全く新しい事を始める私にエールを送りに来てくれる。世間からは〝邪道〟だと言われますが、一番近くにいる私にとってはやっぱり涙のカリスマであり、胸いっぱいのプロレスなんです。熱い魂を持った、それこそがプロレスラーだと私も思います。ライバルの様な兄貴の様な存在。私のフロンティア・スピリッツは大仁田さんから受け継いだものですね」と感謝した。

 また、「KAIJUMANIA」(怪獣マニア)と題された同大会には、9月の旗揚げ戦に続いて、佐々木剛(仮面ライダー2号・一文字隼人役)、高野浩幸(超人バロムワン・白鳥健太郎役)といった俳優が継続参戦し、超能力ブームで脚光を浴びたエスパー・清田益章氏も友情出演。前回に引き続き、怪獣やUMA、オカルト研究家の山口敏太郎氏が解説を、日本テレビの全日本プロレス中継で知られる若林健治アナウンサーが場内実況を務める。

  今回、初参戦が実現したのは「ウルトラマン80」のユリアン(星涼子)役、「科学戦隊ダイナマン」のダイナピンク(立花レイ)役で知られる萩原佐代子。果たして、特撮ドラマの伝説的なベテラン女優がどのような役柄でリングに絡むのか。

 矢口は「ずばりプロレスでいうところのヒールです」と明かし、「なぜか、高野さん、佐々木さんと同じく戦隊ヒーローものの主人公たちはヒールをやりたがる?でも、それだけ役者さんとしての実力があるからこそ、ヒールの役を自信を持って務められるんだと思います」と説明した。

 その上で、矢口は「佐代子さんは時空を旅する女王です。気高く冒険心にあふれた知的なキャラ。マルチバースの世界を飛び越えて旅をしています。その目的は、今はまだ明かされていません。不思議な事に凶暴な怪獣を手懐ける力を持っています。今回は(怪獣)ブルゲーターを引き連れてKAIJUMANIAにやって来ます」と〝女王降臨〟に期待を込めた。

  一方、広瀬香美の元音楽プロデューサーである米ロサンゼルス在住のミュージシャン、ディレクターT.J.氏が怪獣プロレスの音楽プロデューサーに就任。矢口も米バークリー音楽大学ジャズ作曲科出身のミュージシャンだけに、両者のコラボによる音楽面の演出も注目される。

  さらに、女子プロレス団体「アイスリボン」から星いぶきと咲蘭の初参戦も決定。アイスリボンと因縁のある大巨獣ギョロン、広島発のUMA・ヒバゴン、大阪での目撃情報がある怪獣キングマンドラなど、おもちゃ箱をひっくり返したようなキャラクターが続々とリングに登場する。

 矢口は「ちなみに、KAIJUMANIAは宇宙中から賞金稼ぎの荒くれ者どもが集まって来るカーニバルです」と付け加えた。

(デイリースポーツ/よろず〜ニュース・北村 泰介)

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