男女逆転「大奥2」治済&家斉 苛烈な母子対峙…御台&お志賀 壮絶怪物退治 ネット鳥肌「地獄を地獄で」

男女逆転「大奥2」治済&家斉 苛烈な母子対峙…御台&お志賀 壮絶怪物退治 ネット鳥肌「地獄を地獄で」

ドラマ10「大奥 Season2」第15話。菓子を勧める一橋(徳川)治済(仲間由紀恵・左)に、徳川家斉(中村蒼)は…(C)NHK

(スポニチアネックス)

 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)は10月31日、「医療編」第15話(Season1から通算)が放送され、女優の仲間由紀恵(43)が怪演を披露した今作“最大の悪役”徳川(一橋)治済の最期が描かれた。

 <※以下、ネタバレ有>

 原作は漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は幕末・大政奉還まで初めて映像化。2025年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」も手掛ける森下佳子氏が、今年1〜3月の「Season1」(全10話)に続いて脚本を担当。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅の道を切り拓く姿、開国・攘夷・大政奉還・江戸城無血開城という激動の時代を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

 第15話は、人痘接種の開発に再びに尽力してほしいと訪ねてきた徳川家斉(中村蒼)に納得がいなかい黒木(玉置玲央)。家斉を追い返してしまうも、伊兵衛(岡本圭人)や家族の説得により、手を取り合う覚悟を持つ。不穏な動きを怪しむ一橋(徳川)治済(仲間由紀恵)の厳しい目を避けながら、家斉と黒木は翻訳局を新たに立ち上げる。青沼や平賀源内、田沼意次と夢見た赤面疱瘡の撲滅に再び挑むが、ついには治済の耳に入ってしまい…という展開。

 家斉たちは秘策「熊痘(ゆうとう)接種」を繰り出し、大評判。しかし、治済の知るところとなり、家斉と御台(茂姫)(蓮佛美沙子)が呼び出された。

 滝沢(お志賀の方)(佐津川愛美)が毒見した菓子に、家斉は手をつけない。治済は菓子を口に入れながら、息子を厳しく叱責。「そなたは上様。そなたを裁ける者など誰もおらぬ。これではもう、母が、母がそなたを手にかけるしかのうなってしまった。せめて、そなたの好きな甘いもので送ってやるゆえな。召し上がりや。さあ」――。

 「そもそも、彼ら(黒木ら)は罪人ではございませぬし、彼らを憎んでいる民もおりませぬ」「この母を斬ると…斬れると」。苛烈なまでの母子の対峙。家斉が刀を抜こうとした時、御台が悶え苦しみ始める。「食うてしまったのか、御台」「御台を1人で逝かせる気か。ほれほれ、どうする。死んでしまうぞ」。家斉も菓子を食べ、妻の後を追おうとした時、治済が倒れ、血を吐いた。すべては、息子・敦之助が治済による「間引き」の犠牲となった御台、同じく娘・総姫を亡くしたお志賀の復讐だった。

 「化け物は成敗せねばならぬと」。御台はショックのあまり狂った振りをし、お志賀は治済に取り入って毎日、少しずつ毒を持った。しかし、この日は強い毒。お志賀は覚悟の毒見役を果たし、娘のもとへ旅立った。

 治済はまだ息がある。家斉は「匙を呼ばせてくれ。たとえ化け物でも、母は母じゃ」と涙ながらに御台に頭を下げた。

 「治済公は一命はお取り留めになったものの、お身体もお言葉も利かぬようになられた。大奥は御台所様によって、再び光を取り戻したのであった」

 壮絶な運命の末、赤面疱瘡は撲滅した。

 SNS上には「まさに因果応報」「壮絶な展開すぎる」「まさかの大どんでん返し」「凄い展開!鳥肌」「原作を知らんから、衝撃が走った」「何という展開。地獄を地獄で塗り替えた」などの声が上がった。

 次回は第16話(11月7日)。「幕末編」がスタートする。

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