参加したのは、サルゴリラのほか、カゲヤマ、ニッポンの社長、隣人、蛙亭、や団、ジグザグジギー、ラブレターズ、ファイヤーサンダー、ゼンモンキー。MCは河本準一(次長課長)と徳井健太(平成ノブシコブシ)が務めた。
『KOC』の舞台でネタを披露してみての感想も。カゲヤマのたばやん。は前日のリハーサルで、益田康平の全力の大声で「申し訳ございませんでした」で審査員席のスピーカーが割れてしまったことを明かす。割れないように音量を下げる提案をされたが、たばやんは「割ってください。もっと割ってほしいです」とお願いしたことを明かし、徳井は「ロックミュージシャンみたい」と驚く。TBSの担当ディレクターも「スピーカーをぶっ壊してください」と快く応じてくれたそうで、スタッフ側の芸人愛にも歓声が起きていた。
脱ぐシーンがあった益田は「今年に入ってから2日に1回、夜になると帯状疱疹が出た。それが出てないかなと思いながら」と裏話中の裏話を明かして会場は爆笑だった。
ネタ順で2番目だったのはニッポンの社長。カゲヤマのネタを知っており、「カゲヤマの後だけは嫌」と考えていたそう。ネタ順のくじは先にニッポンの社長が2番を引いたが、まさかのカゲヤマが1番に飛び込んだ。TBS側もお尻を出すネタから始まることに頭を抱えていたことを暴露し、ケツは「それやったら、全部ヤラセでやろうよ!俺らガチやから知らん!」とボヤく。辻は「半分、諦めぐらいだった。ネタも(劇場では)かけなかった。セルゲーム前の悟空みたいな感じ」と逆に冷静になれたことを明かしていた。
イベントでは「一度、公式に謝らせてください」と益田が「ゴールデンでケツを出してしまい、申し訳ございませんでした!」と全力大声&土下座で謝罪して笑わせる。また、出したお尻の前の部分はどうなっていたのか問われる益田は「ご想像にお任せします」と笑顔で煙に巻いていた。
今年の『キングオブコント』は、1本目にマジシャンを題材にした「ルール」、2本目は「魚」という言葉が効果的に使われる「青春」というタイトルのネタを披露したサルゴリラが歴代最高得点となる合計964点で、史上最多となる3036組の頂点に立ち、優勝賞金1000万円を獲得。2人は史上最年長王者となった。

