加藤シゲアキ ツアー中の「凄い光景」うちわではなく小説現代を…「凄く喜んでくれているんだな」

加藤シゲアキ ツアー中の「凄い光景」うちわではなく小説現代を…「凄く喜んでくれているんだな」

3年ぶりの長編小説「なれのはて」の発売記念会見を行った加藤シゲアキ(撮影・糸賀日向子)

(スポニチアネックス)

 NEWSの加藤シゲアキが24日、都内で3年ぶりの長編小説「なれのはて」(講談社)の発売記念会見を行った。

 旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、自身の姿勢を問われると「被害者に配慮しつつ、自分たちの会社で起きた問題ですから、自分たちが一番会社や組織に厳しい目を向けるべきだと思っています」とコメント。

 「作家業としてこの会社にいる必要があるのかと言われると思うが、僕個人の現在の意見としては内側からその組織を監視したい、見つめたいですし、いつか執筆をする上で自分の中で大きなテーマになる可能性もありますし、おこがましいけれど自浄作用を一旦担えれば良いなと思っています。それが出来ないのであれば、僕は組織には必要ない」と語る。

 改稿作業中に旧ジャニーズの問題が取り上げられたという。今作は78年前の終戦前夜に同地で起きた日本最後の空襲と言われる土崎空襲を起点に、一枚の不思議な絵の謎を通して人間の業に向き合いながら力強く生きようとする人々を描く社会派作品。メディア・報道についても描いており「メディアの話を今出すべきなのか考えた」と葛藤を明かす。

 「読み直す中で自己批判的厳しい視点で丁寧に読み直したんですけど、結果的に自分の感覚は間違っていないと信じたかったし、それだけの覚悟で書いた自負はある。自分としては覚悟を持って書き上げたので刊行しない選択肢は無かった」と強いまなざしで語った。

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