大ヒット曲「ダンシング・オールナイト」などで知られる歌手のもんたよしのりさんが18日、大動脈解離のため死去した。もんたさんの公式ブログで22日、発表された。72歳。兵庫県出身。葬儀は本人の希望通り、親族のみで執り行い、後日お別れの会を開催する予定という。
昭和を彩ったスターがまた一人、天国へと旅立った。16日には、シンガー・ソングライター谷村新司さん(享年74)が8日に死去していたことが明らかになったばかり。テレビドラマ「てなもんや三度笠」「3年B組金八先生」やCMでのコミカルなキャラクターで知られた俳優の財津一郎さんも、慢性心不全のため14日に89歳で死去していた。
相次ぐ芸能界の訃報に、同じ世代を生きた人たちのSNSも衝撃を隠せない様子だった。「独特のハスキーボイス 夜もヒッパレでカバーしてた時のもんたさんめっちゃカッコよかったなぁ 財津一郎、谷村新司さんに続いてもんたよしのりさんも亡くなられた…ご冥福をお祈りします」「昔は分からなかったけど『時代が終わっていくのを見る』ってこういう事言うんだろうな…」「昭和のスターがまたひとり 寂しいね」「谷村新司さん、もんたよしのりさんとこの辺の世代が旅立っていく時代に突入してしまった。時の流れは残酷だ」「もんたよしのりさん、ご逝去、、谷村新司さん、今月は昭和〜を彩った人達が旅立っていく」「昭和がどんどん遠ざかっていくな」。過ぎゆく昭和を実感する人たちの声があふれた。