今作は、ビートたけしが70歳にして初めて書き下ろした恋愛小説を実写化。主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆき。2人の恋愛を通じて、コロナ禍を経た今だからこそ実感する“会うこと”の大切さ、いつの時代も変わらない愛の原点を描く。
作品の「笑える」要素の一つとして、悟が仕事のために訪れる大阪支社の面々とのコミカルなやりとりが話題になっている。デザイナーとしての仕事に並々ならぬこだわりと愛情を持つ悟は大阪支社で島田、高橋とデザインの確認など簡単な打ち合わせをする。
藤原、宮川の2人がそろうと一気に関西色に染まり、劇中でも笑いが起こるほどで、そんな大阪支社の撮影はにぎやかそのもの。この度、同僚かのような掛け合いを披露している。
解禁されたメイキング映像では、悟を演じる二宮、島田を演じる藤原、生粋の大阪人といった上司の高橋を演じる宮川がゴルフバトルを行いながら楽しそうに休憩する様子が映し出されている。
撮影がひと段落すると、まるで本物の同僚同士の休憩時間のように、3人は楽しそうに遊んでいる。先手必勝とばかりに気合満々な宮川のナイスショットに「今のはすごい!」と手を叩く二宮。続いて藤原も負けじとクラブを握るが、ゴルフボールは遥か遠くへ…。
苦笑いして立ち去ろうとする宮川と二宮に「僕ゴルフ経験ないんですよ…!」と、言い訳をする藤原。それに対し「勝負したらそんなん言いわけや」「ビギナーズがね!」と二宮、宮川から総ツッコミに合い、タジタジになる藤原だった。
二宮と藤原は今回が初共演であり、藤原はなにわ男子加入後初めての映画出演ということで、現場では緊張しっぱなしだったそう。実はその様子を見ていた二宮が、藤原の緊張をほぐしリラックスして演技ができるようにと気遣い、今回宮川と共にゴルフバトルに誘ったそう。
劇中でも、大阪支社で抜群の掛け合いを見せている3人。建築デザイナーとして、実際にそこを訪れる人を思い浮かべながらデザインに没頭する悟と、その姿を追いかける素直な後輩・島田、厳しくも部下想いの上司・高橋が作り出す空気にも注目だ。