「VIVANT」ドラムは名作映画の人気キャラがモチーフだった 福澤克雄監督「やっぱり欲しかった」

「VIVANT」ドラムは名作映画の人気キャラがモチーフだった 福澤克雄監督「やっぱり欲しかった」

富栄ドラムのインスタグラム(@tomisakae)より

(スポーツ報知)

 9月17日に最終回を迎えたTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」で原作・演出を務めた福澤克雄氏が、13日放送のTBS系「中居正広の金スマスペシャル」(金曜・午後8時)に出演した。人気を博した登場人物の誕生秘話を明かした。

 「VIVANT」は「半沢直樹」シリーズ、「下町ロケット」シリーズなどを手掛けた福澤氏が手掛けたオリジナルストーリーで、俳優の堺雅人が主演を務めた。最終回は世帯平均視聴率が番組最高の19・6%をマーク(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。第1話から第9話の累計無料配信総再生数は、同局ドラマ史上最速で4000万回を突破。さらには放送開始からネット上では考察合戦が繰り広げられるなど社会現象となった。

 本作で印象的な役柄だったのが、公安の野崎(阿部寛)と行動をともにした優秀なエージェントのドラム(富栄ドラム)だった。この役柄について、福澤氏はある映画のキャラクターをモチーフにしたといい、「ドラムはパクりましたよ。パクると言っちゃいけない」と照れながら、「やっぱり(映画『スターウォーズ』の)チューバッカが欲しかった」と告白した。

 「最初見ている時は、チューバッカも『ワーワーワー』って言っているだけじゃない?自分もドラマを作るプロになってくると、あの設定は大変。話はどんどん進まないし。ドラムは絶対しゃべらない方がいいなと思ったから、携帯でしゃべるようにした」と舞台裏を明かした。堺演じる乃木と飛行機内で抱き合うシーンも「チューバッカからいただきました」。

 俳優の富栄をドラム役にキャスティングした理由については「ドラムのオーディションではない時に来た。バルカ警察のオーディションで来た。ピッタリだと思って選んだ」と話した。

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