さとうほなみ(34)が10日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、Amazon Originalの映画「次元大介」(橋本一監督、13日配信)ワールドプレミアで、恋人役を演じた永瀬正敏(57)がこの日、不在で「悲しいな…」と惜しんだ。
さとうは劇中で、泥魚街の娼婦通りをまとめ上げる瑠璃を演じた。泥魚街は悪名高いスラムで、この日、登壇予定も体調不良で欠席した真木よう子(40)演じる伝説の元殺し屋アデルが、ボスとして仕切っている。永瀬がアデルの右腕の川島武を演じ、その川島の恋人が瑠璃、という関係性だ。玉山鉄二(42)演じる主人公の次元大介と疑似家族のような関係性を築いた、真木ことか(12)演じる少女オトを、アデルと川島が連れ去ったことで、オトを助けるために次元が孤独な戦いに身を投じていく物語だ。
さとうは、瑠璃について「ご覧頂いたら分かると思うんですけど、まとまらないでしょ絶対、この人たちという、キャラの濃い人たちが、泥魚街には集まってくる。ゆえに元気よく、たくましく出来たのかなと思います」と説明。玉山から「そのわりに結構、染まってましたけどね、だいぶ。同化してました」とツッコまれると「ウソだぁ! 褒め言葉ですか?」と笑った。
恋人同士を演じた永瀬について聞かれると「やっぱり、ヒーローの敵役というところの、裏の顔が描かれているのが珍しいなぁと思っていて。だからこそ、やっぱり次元と戦っているところも切なく感じるだろうし…という1アクション、入れられたかなという感じもしますね」と、まずは永瀬が演じた川島について語った。その上で「なんで、永瀬さん…今日、いないんですかね。悲しいな…永瀬さんとのシーンが多かったから」と笑みを浮かべつつも、永瀬がこの日、登壇しなかったことを惜しんだ。