演歌歌手の福田こうへい(45)が青森県大間町の観光大使に任命され17日、東京・文京区で野崎尚文大間町長(66)らが出席して委嘱式が行われた。
福田はマグロ漁で知られる大間町でのコンサートをきっかけに、漁師たちとの親交が始まり、今年1月には漁師を主人公にした「一番マグロの謳(うた)」を発売。歌を通じて町のPRにもひと役買ってきた。
同町観光大使への起用は、地元漁師たちからの熱いラブコールで実現したという。委嘱式で野崎町長は「地元漁師さんたちの声が反映されて観光大使になるのはすごいことです。演歌好きの漁師さんも多く、観光PRも盛り上がっていきそうです」と話した。
福田が観光大使を務めるのは故郷岩手県の盛岡市、雫石町に続き3カ所目。「漁師さんの命がけの漁の姿に感銘を受けます。観光大使としてマグロととも、たくさんのお客さんを大間町にひきつけていければ。じょっぱって(頑張って)いきます!」と津軽弁も交えて意気込みを語った。