政治評論家でタレントの金子恵美氏が3日、TOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。ジャニーズ事務所が2日に開いた会見に姿を見せなかった藤島ジュリー景子前社長に言及した。
性加害問題に関して2回目の記者会見に創業一族のジュリー氏は欠席。この日のために用意した手紙を井ノ原快彦が代読。その中でジュリー氏は20代のころから時々過呼吸になり、現在は「パニック障害」と診断されていると明かし、会見を欠席したのも「皆さんの前でお話したいことを過呼吸にならずにお伝えできる自信がなく、このようなお手紙にさせていただきました」とした。
金子氏は「体調不良であるということは尊重して、本当に体調不良だと思うので今回出れないのは仕方ないと思う」と欠席したことに理解を示した。ただ「過呼吸にならずに言えることができないというのが今回のメッセージだったわけですけど、今回の問題が起きる前から体調とか病状が分かっていることを考えると、そもそもそうした方は代表に就くべきではなかったはずなんです」と指摘する。
続けて「法人ということで言えば、経営で何かトラブルが起きたときに第一に人前に出て謝罪をすることだって起こりうる人であるはずなのに、トラブルの時に、経営責任を問われた時に答えることができない人が代表に就いていたこと自体が、非常に法人として未熟であったんだろうなっていうのが露呈した」と〝社長の資質〟に踏み込んだ。
金子氏はジュリー氏について「株主として存在するだけで、経営に携わってはいけない方なのかなっていうのが、今回わかってしまった」と厳しい表情で私見を述べた。

