故ジャニー喜多川元社長による性加害を認めたジャニーズ事務所が2日、今後の会社運営について都内で会見を開き、被害者の補償受付窓口について説明した。
会見には東山紀之社長(57)、ジャニーズJr.の育成などを手がける「ジャニーズアイランド」の井ノ原快彦社長(47)、弁護士の木目田裕氏、山田将之氏が出席した。同事務所の会見は先月7日以来。
同事務所は裁判官経験のある弁護士3人による「被害者救済委員会」を作り、先月15日に開設した補償受付窓口で被害者の申請を開始していた。
この日の会見で東山社長は、救済委員会に478人の申し出があったと発表。そのうち、被害の補償を求めている人は325人という。「補償は11月からスタートさせていただきたいと思います」と、具体的な補償開始の時期について発表。「今後は被害者の相談窓口について、臨床心理士などにご相談いただき、被害者に寄り添う形を作っていきたい」とした。


