■「強くたくましくて、仲間思いなオリヴィエになったらなと」
「鋼の錬金術師」は、2001年に「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)にて連載が開始された人気漫画。2017年12月には1本目の実写映画「鋼の錬金術師」が公開され、興行収入約12億円のヒットを記録した。今作は、2021年に迎えた連載開始20周年のプロジェクトとして製作された「完結編」となっている。
同作でオリヴィエ・ミラ・アームストロングを演じる栗山は、「『復讐者スカー』の方にはまだ出てきておりませんが、強くたくましくて、仲間思いなオリヴィエになったらなと思いながらお芝居させていただきました。今日はよろしくお願いします」とあいさつした。
■「20年前の自分に教えてあげたいです」
原作ファンだという栗山は、「高校生くらいの時にコミックを読み始めて、すぐにハマり、アニメ化した時もテンションが上がり…。20年間、ハガレンの何かが起きる度に自分の中で愛をふつふつと育てていた」と振り返り、「今回まさかオリヴィエをやらせていただけるとは思わず、本当にびっくりしました」とコメント。「20年前の自分に教えてあげたいです」と感慨深げに思いをあふれさせた。
■栗山の“オリヴィエ姿”を山田&本田が絶賛!
栗山のオリヴィエ姿について山田は「栗山さんがオリヴィエでいる時、ちょっと怖かったですもん、まんま過ぎて。『原作が好きな方なんだな』とぱっと見で分かるというか」と話した。
そんな山田から「ここをこうしたいとかあったんですか?」と尋ねられると、栗山は「好きなので、意識しなくても影響されているところはあったかなと。あとは、肉感的にしたかったので、中にいろいろ(着込んで)見た目の工夫も」とこだわりを告白。
「軍服があんなに似合う女性いないですよ」(本田)、「この柔らかい栗山さんはどこにもいません。かっこいいので」(山田)と、共演者から絶賛されていた。
また、原作者である荒川弘からのサプライズメッセージを司会が代読。「栗山さんがオリヴィエに決まったと聞いた時は一気にテンションが上がってお祭り騒ぎでした」とメッセージが読まれ、栗山は瞳をうるませながら言葉を噛みしめていた。