命の危機にあった野口健さん、緊急入院したカトマンズの病院でリハビリ開始、肺トレーニング「なかなか地味にハード」

 25歳で当時最年少の7大陸最高峰登頂を達成した登山家の野口健さん(50)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ヒマラヤのマナスル(ネパール、8163メートル)登頂を前に体調不良のため緊急入院した首都カトマンズの病院でのリハビリの動画を投稿した。

 入院当初は肺水腫が疑われたものの、24日には肺炎と診断され、一時は炎症反応が高く心配された敗血症には至らなかったなどと連日のように報告している野口さん。26日になると点滴のスピードが速いと動画で指摘し「点滴をつける時に早口でナースさんと話をしていたから、そのリズムに合わせてくれたのかな」と冗談(?)を投稿できるまでになった。

 26日夜には、息を吸うことで筒に入った青、黄色、緑のボールを上に押し上げる動画を投稿。「という肺のトレーニング。一昨日は玉を2個上げるのがやっと。今日は玉が3個上がりました。簡単に見えて、なかなか地味にハードなリハビリです」とリポートした。

 フォロワーからは「結果が見えて頑張れるトレーニングですね」「順調に回復されてるようで良かったです。リハビリとはいえご無理なさらずに」「吸ってあげないといけないからキツいんですよね」「これ、私も病院で買わされました、私は肺癌手術したのですが、術後は1つ上げるのがやっとでした」など、経験談を交えた感想が相次いだ。

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