シンガー・ソングライターもんたよしのり(72)が26日、NHK音楽番組「うたコン」(水曜後7・57)に生出演し、故・西城秀樹さんとの思い出を語った。
「もんた&ブラザーズ」で1980年に発売した「ダンシング・オールナイト」が大ヒットし、日本レコード大賞金賞を受賞。同年のNHK紅白歌合戦にも出場した。
番組では、「ダンシング―」と、西城さんが83年にリリースした代表曲「ギャランドゥ」を新浜レオンとともに披露した。「ギャランドゥ」は、もんたが作詞を担当。西城さんからのたっての希望だったという。
西城さんは当時、事務所から独立し、再出発を図るタイミングだった。「秀樹が独立して、事務所を作るいうに、“最初のシングルを作ってくれへんか?”って、結構真顔で言われて」。MCの谷原章介から「相当、気合入っていたんですね?」と問われると、「そうでしょうね」と答えていた。
西城さんは度重なる病にも負けずステージに立ち続けたが、18年に急性心不全のため死去。63歳だった。