『カズレーザーと学ぶ。』今回のテーマは『令和のお金の新常識!失われた30年と言われてきた日本経済に今大きな波が来ている!?今から勝ち馬に乗る方法とは?』
『貯金を蓄え 老いる日本人 真の幸せは貯金ゼロで死ぬ』
今話題の書籍『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』の内容を解説したのは、中央大学 客員講師・頼藤太希だ。近年、新しい生き方として、死ぬ時に貯金を残さない“DIE WITH ZERO”という考え方が注目されている。この考え方では、たくさん稼いでも、それを使わずに死んでしまうことはタダ働きをしたのと一緒であり、過度な貯金をするよりも、生きているうちに自分のためにお金を有効に使う意識を持つことに価値が見出されている。書籍では、年齢を重ねると健康や興味・創造性といった活動能力が低下してしまうため、若いうちに多様な経験を積むべきだと記されていると頼藤氏は語った。まずは老後の年金額など今後使えるお金の金額などを、適切に把握することから始めるといいそうだ。
中央大学
客員講師 頼藤太希
『30年ぶりの好景気!勝ち馬に乗る方法は?』
“日本経済が30年ぶりの回復基調”にあると語るのは名古屋商科大学大学院の大槻奈那教授だ。日経平均株価の推移を見ても、ここ10年で株価は上昇しているという。日本株急騰の裏にあったのが『バフェット効果』。2020年に投資の神様・ウォーレン・バフェットが“日本の株は将来性がある”と宣言し日本企業に投資したことが世界的に大きなニュースとなった。そしてこの株価の上昇こそが好景気の訪れを告げている。そもそも景気が良くなる時は、物価の上昇と同時に賃金も増加する。現在は物価が先行して上がっているためその実感がないが、コロナ禍からの回復などで来年以降賃金も上がってくると予想されている。
さらに超低金利政策や新NISAの導入で、企業や個人が投資を活発に行うようになるうえに、企業が人材不足のため賃金を上げざるを得ない状況のため、日本の景気は加速すると考えられ、こうした日本経済の動向は海外の投資家などからも注目を集めているそうだ。
名古屋商科大学大学院
教授 大槻奈那
『総利益が50億→90億 投資家テスタ 禁断の株メソッド』
今年の上半期、株取引によって総利益を50億円から90億円に増加させたという投資家テスタは、3月末に東京証券取引所が行った“PBR1倍割れ問題の改善要請”を紹介した。“PBR1倍割れ”とは、企業が保有する設備や土地、他社の株や預金などの純資産が、全株式の価格の合計を上回っていることを指す。過去の経験に基づき、企業が設備投資や配当を十分に行わず内部留保を増やすことで、企業への期待感の低下から株価が下落するといったことが、多くの日本企業で見られていた。東京証券取引所の是正要請を受けて、上場企業は投資や増配を活発化させ、日経平均株価が上昇したのだという。株取引をする際には、こうした経済の動向を注視し、事前に正確な情報を入手しておくことが重要だ。テスタ氏は、日頃から社会の変化などを予測し連想ゲームをすることで、あらゆるシチュエーションを想定しながら、株取引を行っているという。
投資家 テスタ
5年先には、スマホは充電いらない?ペットの感情が分かる?群馬県の『量子センサー』の最新研究&G7も注目した宮城県『ナノテラス』の正体に迫る!