クルマ好き安東弘樹 ビッグモーター問題に私見「愚直に保険は保険、車は車でやっていれば」

 フリーアナウンサー安東弘樹(55)が21日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)にコメンテーターとして生出演し、中古車販売大手ビッグモーター(東京)による自動車保険の保険金不正請求問題で、金融庁が19日、同社と損害保険ジャパンへの立ち入り検査を始めたことについてコメントした。

 ビッグモーターでは、来店客全員に保険の営業をかけることが求められていたとされ、他社の保険から損保ジャパンへ切り替えさせることも横行していたという。事故車両の修理時に故意に車を傷つけ、保険金の過大請求を繰り返していたビッグモーターと、損保ジャパンの癒着の実態解明を急ぐ。

 大のカーマニアとして知られる安東は、「以前から車を買う機会が多かったので、車屋が保険代理店をやっているというのに違和感を覚えていて」と打ち明けた。自身は車の購入と保険は別で考えるようになったというが、保険の自由化によって、「保険料がめちゃくちゃ安かった。既存の保険会社と比べると」といい、「それで僕は以前、乗り換えた」とも明かした。

 それでも、販売店が保険の営業をかけるようになった違和感はぬぐえなかったという。「何かが食い違ってこういうことになったのかなと。愚直に保険は保険、車は車でやっていれば、こんな状態にはならなかったのではないか」と残念がりつつも、「うまみがあるゆえ、そういうことになると思います」と推測した。

 損保ジャパンは、ビッグモーターの不正を認識しながら車両修理をあっせんする取引を再開した疑いが持たれている。安東は「悪い意味でのウィン―ウィンになっていて、契約件数を稼げる。数字とか、件数至上主義になったら、必ずそういうことになりますよね。しかもそれが結託しているのが問題で」と、両者の関係の根深さを指摘。「車を愛してやまないだけに、車屋は車だけ愚直にやっていればいいのになと思います」と、あらためて願っていた。

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