■「The Debut:Dream Academy」とは
「The Debut:Dream Academy」は、HYBEとGeffen Recordsによるアメリカを拠点とするグローバルガールグループのメンバーを決める番組で、出場者たちは、3つあるミッションラウンドごとにダンス、ボーカル、チームワーク、コンセプトなど、与えられたミッションを遂行していき、グローバル視聴者投票と審査員評価を総合した結果をもとに、次のラウンドへの進出可否が決まる。最終デビューメンバーは、11月18日(土)にABEMAにて生中継される「ライブフィナーレ」で明らかになり、今後、グローバルに活動していくガールグループのメンバーとしてデビューすることになる。
また、「The Debut:Dream Academy」では新たな取り組みとして、通常2時間ほどのオーディション番組が多いところを、全世界の視聴者のコンテンツ消費トレンドにあわせて、2分から3分程度の100本以上の短尺動画を各SNS上で続々と公開していくかたちをとっており、ABEMAでもすべてのエピソードが配信されていく。動画ではパフォーマンスはもちろん、ミッションを準備する過程や後日談など、ひとりひとりのパフォーマンスや人柄をよりクローズアップし、楽しめる内容となっている。
■MISSION1“SHOW CASE”
出場者の最初の試練となるMISSION1“SHOW CASE”の結果発表の様子が放送され、出場者20名のうち最終スコア上位6名は脱落を回避でき、残りの14名は脱落の対象になる。そして投票結果と追加基準でMISSION2に進出する12名と脱落者2名が決定する。
出場者20名はレッスン場に集まり、1年半以上にわたり練習生たちを見てきた、ジョイントベンチャー「HYBE x Geffen Records」社長のミトラ・ダラブ、エグゼクティブクリエイターのソン・ソンドゥク、A&Rのチャーリー・クリスティが審査する映像を見守る。審査では「どんなスタイルのふりつけでもとても上手」と絶賛される出場者もいれば、「ソロの歌手がチームにあわせようと努力しているように感じる」とするどい指摘を受ける出場者もいる。
そして、BLACKPINK「Pink Venom」の楽曲でダンスパフォーマンスをしたチームの評価では、ソン・ソンドゥクが日本人出場者のヒナリに対し、「私にはヒナリが目に入ってきませんでした」と話す。その理由として「私が思うにパートの問題ではなく、正直、パフォーマンス自体についていけてなかったようです。スキルや元気さ、自信など多くの面で、まだ実力不足でした。ほかの参加者にくらべると存在感がイマイチでしたし、ほかのメンバーが一生懸命、引っ張っている感じがずっとしていました」とのコメントに、ヒナリは不安そうな表情で、審査の様子を見つめる。
■最終投票結果発表
いよいよMISSION1の最終投票結果の発表となり、まず脱落を回避できる上位6名が発表された。1位で名前を呼ばれたのは韓国出身のナヨン、そして2位はフィリピン/アメリカ出身のソフィア、3位はブラジル出身のサマラ、4位はスイス出身のマノン、5位はアメリカ出身のララ、6位は韓国出身のユンチェという結果で、日本人出場者のメイは12位、ウアは13位、ヒナリは15位にランクインした。
その後、才能、努力、熱意、潜在能力、視聴者の意見をすべて合算し、MISSION2に進むことができる12名の発表となる。出場者同士で手をにぎりあうなど緊張が高まるなか、次々に名前が呼ばれていき、最後に残ったのはスロバキア出身のアデラ、ベラルーシ出身のイリヤ、そして日本人のヒナリの3名から、イリヤの名前が呼ばれ、アデラとヒナリの2名が番組初の脱落となった。
そして、脱落となってしまったヒナリとアデラのインタビュー映像が9月17日に公開された。ヒナリは「人生で、ぜったいこれからできないような貴重な経験」「ほかの練習生たちとの交流だったり、今までのK-POPアーティストさんの、こういうふうに苦労してきたんだなっていうのがわかった」と話し、「いちばんの応援者として、世界にみなさんが出るのをずっと楽しみにしています。ずっと応援しています」とこれからMISSION2に進んでいく18名の仲間たちへエールを送った。
■MISSION1最終投票結果
1位 ナヨン
2位 ソフィア
3位 サマラ
4位 マノン
5位 ララ
6位 ユンチェ
7位 レクシー
8位 マーキー
9位 エズレラ
10位 メーガン
11位 セレステ
12位 メイ
13位 ウア
14位 エミリー
15位 ヒナリ(脱落)
16位 イリヤ
17位 ダニエラ
18位 カーリー
19位 ブルックリン
20位 アデラ(脱落)