元衆院議員の金子恵美氏(45)が19日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)にコメンテーターとして生出演。岸田文雄首相が5人の女性閣僚を起用した内閣改造を巡っての発言や第2次岸田再改造内閣の副大臣26人と政務官28人の中で一人も女性が起用されなかったことについて言及した。
岸田首相が5人の女性閣僚を起用した内閣改造を巡り「女性ならではの感性や共感力を生かしてほしい」と発言したことに、専門家は「時代遅れだ」として、違和感の指摘を受けた。
金子氏は「政治は男性がするものという意識が強いんですけど、女性議員でも“女性ならでは”と政治分野で何気なく言っているところはあります。今回の岸田さんもジェンダーレス意識が薄くて言っているわけではないのかなと思います」と説明した。
今回の岸田首相の発言よりも第2次岸田再改造内閣の副大臣26人と政務官28人の中で一人も女性が起用されなかったことが問題だったという。「驚愕でしたね。政務官と副大臣が満期になったら順番に回ってくるという面もあるんですけど、せっかく大臣で女性5人増やしたのであれば副大臣・政務官にも入れるべきだったと思います。残念でした」と女性が起用されなかったことについて不満をもらした。