動画配信作に作品賞、初の快挙 後発のアップルに追い風

 第94回米アカデミー賞で、アップルが米国で配信している映画「コーダ あいのうた」が、最高賞である作品賞を獲得し、動画配信サービスで初の快挙となった。動画配信サービスの競争は激化しており、後発のアップルにとって追い風となりそうだ。

 「コーダ」は、聴覚に障害がある親を持つ子どもの意味で、主要配役の多くを聴覚障害のある俳優が演じる。助演男優賞と脚色賞も受賞した。アップルのクック最高経営責任者(CEO)はツイッターへの投稿で「歴史的な勝利!」などと関係者を祝福した。

 「コーダ」は日本ではギャガが配給し、映画館で上映。アップルの動画配信サービスでは視聴できない。

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