特別展「琉球」(読売新聞社など主催)を開催中の東京国立博物館(東京・上野)で15日、伝統芸能の公演「琉球芸能の華〜
50年前、沖縄復帰を機に、国の重要無形文化財に指定された「組踊」の歴史を紹介し、組踊の元となった琉球舞踊から「かぎやで風」などが華やかな衣装で上演された。国立劇場おきなわの金城真次・芸術監督は「沖縄の風と香りをお届けした。ぜひ沖縄まで来て組踊を見てほしい」と呼びかけた。
本展は、文化庁、宮内庁、読売新聞社が取り組む「紡ぐプロジェクト」の一環。会期は6月26日まで。7月16日から九州国立博物館へ巡回する。