俳優の岡本健一(54)が15日、ジャニー喜多川氏の性加害問題にもとづいて、ジャニーズ事務所が7日に開いた記者会見について自身の見解を述べた。
黒一色の背景に白字で長文を掲載。「約4時間もの時間を使った先日のジャニーズ事務所の会見が 世間で言うところの失敗に終わったと目にしたのですが だとしたら それはマスコミの方々との対話が成り立っていなかったからなのではと 思ったりしました」と切り出した。
「最初に声明を述べた後に先ずはそのことについて語り合う 一方的ではなく噂話や憶測でもなくお互いが自分自身の心の中から出てくる言葉で会話が出来ていれば これからの未来に これからの子供達の身を守るための対話が成立していたのかもしれません」と記した。
その上で「これからも信頼できる人達との対話で個人的な思いを尊重しあい 共有してから 被害を受けた方々との時間が少しずつ作られていくのだと思います」と解釈した。
最後に「お互いに自分とは違う人間同士のことですから 時間がかかる場合もあるだろうし それほど時間を使わずに 納得することもあるかもしれませんが 大切なところは あえて報道されないのかもしれません あえて伝えることはないのかもしれません」と締めくくった。
7日の会見では、性加害問題を事実と認め、藤島ジュリー景子社長の退任と少年隊の東山紀之の新社長就任を発表した。
岡本は15歳でジャニーズ事務所に入り、1988年には男闘呼組メンバーとしてデビューした現在、最古参の一人。2021年10月で専属契約を終了し、ジャニーズ初のエージェント契約を結んだ。長男の岡本圭人は「Hey!Say!JUMP」のメンバーとして活動。脱退後もジャニーズに所属している。