夏木は59歳で結婚して12年。「自分でもびっくりしちゃってるんですけど」と語り、「10年後に、ついこないだ、義理の母に写真ぐらいあった方がいいなと思って。見てもらおうと思って。乃木神社で写真を撮ったんですよ」と続けた。
知り合ったきっかけを問われると、「あたしのライブに来てもらおうと思って、それで声をかけた時に、たまたま彼のスケジュールと私の稽古のリハーサルの日がぴったり合って、なんかちょっとご縁を感じたりなんかして。それで私のライブに来てくれて」と振り返った。
「彼って凄くベテランだから、ギャランティーが高いらしいんですけど、凄いまけてくれたんですよ。いい人だなと思って。それでちょっと気持ちが傾いて」と夏木。そうしてライブの最終日の打ち上げの際に「君は何の音楽がやりたいの?」と問われ、「私本当はジャニス・ジョプリンみたいな音楽をやりたかったんだけど、デビューした時に歌謡曲で出ちゃったから、全然方向は違うんだけれども、本当はああいうバンドのフロントでロックをやっていたい」と答えたという。
すると「2週間後ぐらいにメンバーを集めてくれて。仕事が早いなと思っていいなと思って。それでもうちょっと心が動きました」と「ジビエ・ドゥ・マリ」という名のバンドを結成し共に活動をするように。交際するようになったのは、「そのバンドの後半に、私がアプローチしたというか。“付き合わない?”みたいな感じで」と自ら告白してからと明かした。
「断っても良かったんですけど、優しい人なんで“イエス”って言ってくれて」と笑顔を見せると、「いい人でした。いい人です」と言い切った。
また、結婚しようと思った理由を聞かれると、「あたしたちはもう子供も別にできないし、このままでも良かったんですけど、このままでも。ノヴさんの母、義理の母、京都にいるんですけど、今年で100(歳)なんですよ。凄い元気で、凄く素敵な女性なんですけど、尊敬できる。義母を見た時に、まあ遠い将来お世話をさせていただく時にね、なんかふらふらした女がお世話するよりもね、嫁という立場の方がいいんじゃないかと思って。それで籍を入れました」と説明した。