タレントとしても活動する北村晴男弁護士が12日、自身ユーチューブチャンネルに動画を投稿。8月に大阪であった音楽イベントで韓国の著名女性DJの「DJ SODA」が観客から胸などを触られたと訴えた事件について、民事・刑事の両面から言及した。
民事の面からは、イベント会社・警備会社の責任について触れた。「損害賠償請求された時は『イベント主催側の落ち度が一番大きいよね』という主張がなされることになる。実際裁判所もそう認定する可能性が高いと思う」「金もうけのためにやらせたんじゃないの、というところが民事訴訟では一番の争点になると思う」と見解を述べた。
一方、刑事事件としては、「示談が成立する可能性は十分ある。一定の金銭支払いをして示談して不起訴というのが落ち着きどころとしては一番可能性が高い」と考えを示した。
SODAは音楽フェスティバル「MUSIC CIRCUS’23」に出演し、自身のXで被害に遭ったと訴えた。その後、イベント主催者が不同意わいせつなどの疑いで観客の3人を告発した。