体操男子の04年アテネ五輪団体総合金メダリスト、塚原直也氏（46）が11日、日本テレビ「加藤浩次&中居正広の『この日本代表がスゴい!』ベスト20」（後9・00）にVTR出演し、縁の深い人物と同僚として働いていることが明らかとなった。
8位にランクインしたのは「体操男子団体アテネ金」。当時のメンバーの現在が紹介され、塚原氏は東京都立川市にある不動産会社に勤務していた。体操から不動産の世界へと進んだ理由について「立川の地域にまだ体操が根づいていないということで、体操を広めるために」と明かした。
塚原氏が勤める不動産会社は地域スポーツの発展事業に力を入れており、地域の幼稚園などに体操の普及活動を行っており、「実は僕の後ろにあの方もいるんです」と、まさかの人物と同僚であることも紹介された。
それは何と04年アテネ五輪団体総合で「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ！」という名実況を残した元NHKアナウンサーの刈屋富士雄氏だった。塚原氏の上司として同じ不動産会社で働いている理由について「アテネ五輪の時に日本のスゴい体操のシーンを実況することができて、私自身の夢がかなった瞬間でもあった。次の段階としてはスポーツのイベントや、あるいはそういう選手たちが出てくる土壌作り。こういうのを手作りでやってみたい」と明かした。
