「どうする家康」姥捨て山、猿の妹…於大の方だからこその家康一喝!ネット喝采「よー言うた 彼女の役目」

「どうする家康」姥捨て山、猿の妹…於大の方だからこその家康一喝!ネット喝采「よー言うた 彼女の役目」

大河ドラマ「どうする家康」第34話。妻・於愛の方(広瀬アリス)から進言、母・於大の方(松嶋菜々子・右)から一喝された徳川家康(松本潤)は…(C)NHK

(スポニチアネックス)

 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月3日、第34話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第34話は「豊臣の花嫁」。打倒・豊臣秀吉(ムロツヨシ)を誓ったはずの石川数正(松重豊)が豊臣方に出奔し、徳川家中に衝撃が走る。敵に手の内を知られたも同然となり、徳川家康(松本潤)は追い詰められるが、未曽有の大地震(天正地震)が発生。両軍、民の救出が先決となる。秀吉は妹の旭(山田真歩)を家康の正室にし、さらに老いた母まで人質に差し出し、上洛を迫る。屈服か、全面対決か。家康は“究極の2択”を迫られる…という展開。

 於愛の方(広瀬アリス)の進言に、家康は「秀吉にひざまずけと申すか」「要らん女子(おなご)を押し付けとるんじゃ。ここを姥捨て山とでも思っとるらしい」「わしの正室は1人じゃ。猿の妹ではない」と言い放った。

 於大の方(松嶋菜々子)の「人を思いやれるところが、そなたの取り柄と思うておったがの」に、家康は「思いやりなんぞで、国を守れるものか。これは、わしと秀吉の駆け引きじゃ」。母は「女子は男の駆け引きの道具ではない」と息子を諌めた。

 第3話(1月22日)、家康に「主君たる者、家臣と国のためならば己の妻や子ごとき平気で打ち捨てなされ」と助言した於大から一転。「だからこそ、せめて、蔑ろにされる者を思いやれる心だけは失うなと申しておる」。於愛は、秀吉に離縁を強いられた旭の夫(副田吉成、通称・甚兵衛)が行方不明だと伝えた。

 評定の結果、数正が出奔した“真意”を知り、家康は上洛を決断。旭に「もうおどけなくてよい。つらい気持ちを押し隠し、両家の間を取り持とうと、懸命に明るく振る舞ってくれたのに。老いた母君まで来させることとなり、誠に申し訳ない」「そなたのおかげで、我が家中が少しだけ明るくなった。礼を言うぞ。そなたは、わしの大事な妻じゃ」。報われた旭は泣き崩れた。

 SNS上には「母上、よー言うた」「於大様も歳を取られたのか、それとも瀬名に感化されたのか」「思えば、今川から岡崎へ瀬名が来た時も、三河の作法を厳しく躾けつつ、反感を持つ家中に受け入れ体制を作ってくれた。家康の母として」「かつて『妻や子など打ち捨てなされ』と叱咤した於大様は自身や我が子が政略に散々利用される運命を受け入れてはいるけれど、それでも政略の道具とされる人たちの悲しみや苦しみを無視するなと伝えるのは、やはり彼女にしかできない役目なんだろうな」「於大の『人を思いやれるところが、そなたの取り柄と思うておったがの』が強烈に胸を打つ。(織田信長に粛清された兄・)水野信元(寺島進)のことを忘れるわけがない。それでも、我が子のことはよく理解している。駆け引きの道具にされる者のつらさを分からないはずかないと信じている。めちゃくちゃ良いな、この於大」などの声が上がった。

 明日10日は総合テレビ「ラグビーワールドカップ2023 1次リーグ・プールD 日本×チリ」(後7・30〜10・30)のため、休止。次回第35話は「欲望の怪物」(9月17日)が放送される。

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